第927話「五稜郭脱出」
21.11.18 週刊ヤングジャンプ更新
”我ら、二〇三高地、旅順攻囲戦を制した 陸軍最強・第七師団ッ‼”
前回のラストで脱出を決意した白石アシリパですが、簡単に脱出させてくれるわけもありません…まだまだ戦いは続きます‼
ここからはネタバレを含みます
脱出の合図
〈〈 北口 〉〉
ソフィア陣営と敵兵が激しい戦いを繰り広げています。
敵兵が投げた手投げ弾からソフィアを守るために、ソフィアの仲間は自らの身体を壁として手投げ弾を受けるのでした…
そんな仲間たちの屍にまみれながらもソフィアは戦い続けます。
五稜郭の外では住民たちが一体何が起きているのかと騒ぎ出していました。
その横を、おそらく永倉新八であろう後姿の人物が乗った馬がすごいスピードで通り過ぎてい行きます。
そんな中、北側にあった馬小屋が勢い良く燃えだしたので、激しい戦いのさなかでも少しの時間だけみんなの目を引きました。
それに気づいた杉本
「白石が言っていた『合図』だ!ここを脱出すると判断したんだ。俺たちもいったん退こう!!」
と土方を説得します。
白石逃げる!
一方南口付近では鯉登少尉がいち早く異変に気が付きます。
「東口へいけ 奴ら逃げる気かもしれん 権利書があるから外堀の池は通らないはず!!」
と走りながら指示を出します。
そこへ第七師団の制服で袋を抱えた男が馬に乗って南口へ向かいます
「伝令だ!!通るぞッ」
しかし鉢合わせた鯉登少尉はすぐにそれが白石だと気が付き、行く手を阻まれてしまいます
白石大ピンチです!
そこに現れた救世主が永倉新八ーー!!!
次々と追っ手をぶった切っていきます。
背負っていた袋を切られてしまった白石でしたが…
「もちろん袋の中はアシリパちゃんでも権利書でもな 『縄』何だけどな!!
アシリパちゃんは堀のふちで待機してるんだけどな!!
権利書の入っている矢筒は珪藻土と胃袋で防水加工!!
俺が馬で橋を突破!!対岸から縄を渡す!!
馬で引っ張りアシリパちゃんを一気に回収!!という計画!!
でも大失敗!!(顔芸)ひとりで泳いで逃げて~~!!アシリパちゃん!! クーン…」
白石無念です…!
一方アシリパは堀のふちで双眼鏡を除きながら白石が来るのを待っていました。しかし双眼鏡で見えたのは都丹庵士の死体…。
何かの視線に気づいたアシリパが見た方向には…鶴見中尉が立っていました…。
気づくや否やシャッシャッシャッと走り出す鶴見。アシリパが見つかってしまいました!!
橋の上では鯉登少尉と永倉新八の一騎打ち!
「かかってこいや 薩摩の芋侍がぁ!!」
まとめ
まず…鶴見中尉こっわ!!!!
もう追ってくる姿がホラーです。怪物です。執念と観察力と勘がすごい!!!
でも久々にあの白石節が聞けて顔芸が見れて…なんだかほっとしたというかニヤッとしたというか…やっぱりみんなの癒し、白石です!←
橋の上での鯉登少尉と永倉新八の一戦からも目が離せません。
ビューンと読み切って、次回が気になりすぎるラストでした、、、!!