先輩はおとこのこ 漫画

【先輩はおとこのこ】94話あらすじネタバレ|遂に咲が自分の気持ちを吐き出す。その相手は…

「先輩はおとこのこ」ポム様 LINEマンガより引用

前回のあらすじ

雨の中、まこと先輩がついに咲に告白します。

しかし咲の精神状態が一番荒れている今

「ちょうどいい時にとちょうどいいところにいたからですよね?」

「それじゃダメなんです…」

と振った形になってしまいました…。

先輩を追いかけようとする咲の手を引き留めたのは、ししょー(竜二)でした。

ぴーなっつ

前回はお母さんの家から帰った咲の、久々の発言だったのでもうドキドキでした。

あのセリフも予測は出来なかった…

クライマックスに差し掛かっているのかは分かりませんが、咲の心の核心に迫る話しが続いている気がして毎回目が離せません!!

今回のあらすじ

94話「ほんと」21.11.18更新 LINEマンガ

まこと先輩は女の子のままの恰好で雨に濡れて帰宅します。それを見てびっくりするお母さんでしたが、ぎくしゃくしながらも怒らずまことをちゃんと受け入れているようでした。

一方、まこと先輩に告白された後家に帰ってきた咲はおばあちゃんにもひどい態度をとってしまいます。

家に帰り、リビングの扉の前に立った咲は

「京子おばちゃんと一緒に暮らしていいよ」

とだけ言って自室に戻ろうとします。

しかしさすがはおばあちゃん。咲の頭におばあちゃんちょっぷ!をかまします

「言ってくれなきゃ分からないよ」

そして咲の今の気持ちとは…

咲の気持ち*ネタバレ

ここからはネタバレを含みます

おばあちゃんチョップをされた咲は我慢していた涙があふれてきて、子供のように泣き始めます(まだ子供ですが…)

「だっておばあちゃん無理するから―――」

といいながら大声で泣きます。

咲を落ち着かせるためにおばあちゃんは咲に膝枕をしながら頭をなでています。リビングで時計の音がコチ、コチ、と聞こえる中、咲は話し始めます。

「お母さん もう少し早く会いに来てくれればよかったのに。せめて参観日でも 運動会だけでも 来てくれればよかったのに。」

「せめて 電話だけでもしてくれてたら…」

「それか 会っていない間もずっと 私だけ大事にしてくれてたらよかったのに」

「お父さんは もっとフツーの仕事してて クジラなんかより 私がいつから春休みかってことの方が気になってて 私との約束を守ってくれて もっと近くに住んでたらよかったのに」

「でも、そうじゃないから…どっちでもいいのに…」

皆が咲に『咲はどうしたい??』と言っているところを思い出します。もちろんその中にはまこと先輩もいます。

「 『こっちにしときなさい』 って誰も言ってくれない」

「…ほんとの、ほんとのほんとはね、おばあちゃんとずーーーっと一緒にいたいよ」

「そうだねえ…おばあちゃんもずっと一緒にいたいよ」

・・・

そのころ咲のお母さんは*ネタバレ

雨はザーザーと降り続けています。

前回のおうち訪問から連絡が一切ない咲に何かを感じているお母さんは、咲に「咲ちゃん」「怒ってるの?」とメッセージを送っていますが返事はありません。

傍らには幼少期の咲が満面の笑みで笑っている写真立てがありますが、「会って話がしたい・・・」というメッセージを送らずに消してしまうのでした。

まとめ

ぴーなっつ

はーーー久々に記事を書きながら涙が止まりません…

最近は雨が降り、シリアスな回が続いていますが、いよいよ咲の本当の気持ちが分かりました。

薄々わかってはいましたが、やはり複雑な家庭環境の中で『自分を一番に』『自分だけを』大切にしてくれる人を咲は求めており、そうでない深い関係はすべてどうでもいい。いらない。と思っているようですね。

この気持ち、私はすごくよくわかります…特に咲は両親との距離が遠く、常に自分は後回しされている気がして、我慢をたくさんしてきたからこそそう思ってしまうのでしょう。

自分より優先する者が他にいるのならば自分は2番目なんだ…じゃあその人にとって自分はいらないじゃん…と思ってしまう時ってありますよね…そうじゃないんですけどね?!

ここ数話は咲の心の核心に迫りすぎて私の心が持ちません…

それでも相変わらずとてもきれいな作画で、情景描写までしっかり描かれていて本当に素敵なマンガです。大好きです。

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