前回のあらすじ
久々に咲・まこと・りゅーじの3人で過ごした昼休みでした。りゅーじは結局は2人のことを心配していて、後輩の咲のこともちゃんと気にかけていたようなので安心したのではないでしょうか。
ここから日常にまた戻る…なーんてことはありませんよね。クライマックスです!それでは97話行ってみよーう!
97話|あらすじ
97話「頼る」21.12.09 LINEマンガ
またいつもの日常に戻った3人はいつも通り屋上で昼休みを過ごしていましたが、咲はお母さんとお父さん、どちらと暮らすのかまだ決めかねて悩んでいました。
そんな時クラスメイトの友達2人がぼーっとしている咲に大丈夫か尋ねます。いつも通り自分の気持ちは隠して平然を装うとした咲でしたが、おばあちゃんの「言ってくれなきゃわからないよ」という言葉を思い出します。
ついに!咲が!友達に心を開いて自分の気持ちを話すのでしょうか?!
大切なともだち|*ネタバレ有
ここからはネタバレを含みます
心配してくれる友達に対して「大丈夫」と強がりそうになった咲ですが、おばあちゃんの言葉を思い出して踏みとどまります。そして初めて友達に弱音を吐くと、2人はとても真剣に話を聞いてくれました。
初めて弱い部分を見せようとした咲ですが、初めは冗談のように流そうとします。しかし友達は咲の最近の様子に気づいていたのでしょうか?一瞬の隙を見逃さず、咲の話を引き出しました。咲には本当にいい友達がたくさんいますね…今までの明るさのたまものでしょうか。
きっと弱音を吐くことは咲にとってはとても大きな決断で、勇気のいる行動だったと思いますが、おばあちゃんの言葉が心に響いていて、だんだんと変わっていく咲になぜか安心する筆者です。
今までの経緯や気持ちをすべて話した咲のことを友達は2人でぎゅっと抱きしめてくれます。そして友達も今後の進路のことで悩みを抱えていたり…咲の気持ちに共感してくれます。咲も話を聞いてみんな同じ気持ちを抱えていることを理解し始めました。
そして2人は咲に、自分はどうしたいのか聞きます。
2人に抱きしめられて、うれしいような、恥ずかしいような咲の表情がたまりません…やっと本来の高校生のようなかわいい照れ笑いです。はあかわいい。
友達も咲と同じような「特別」や「絶対揺るがないもの」がなかったりして悩んでいることを聞いて、やっと自分だけじゃないと安心したように感じました。ずっと話してこなかっただけで、みんな悩みを抱えているんです。
咲は「2人とずっと友達でいたい」そして「まこと先輩に会いたい」とつぶやきます。すると友達二人は今すぐ探しに行こうと。咲はまことに恋してるように見えたよ。と言います。
まことに対する本当の気持ちを初めて話した咲に、全力で手助けをする女友達はやっぱりいいものです。咲がどうしても踏み出せなかった一歩を簡単に踏み出させてしまいました。
咲は今までのまこととの日々を思い返しながらまことを探して校舎を走り回ります。この描写が素敵なのでぜひ本誌を読んでください。これが無料で読める意味が分からない。←
まとめ
もはや初めて位の勢いで登場した2人の女友達ですが、咲のことをちゃんと想って、考えてくれていましたね。
改めて女友達っていいな…
咲は最後、まことに対する気持ちが普通なのか、特別なのか、はっきりわからない。でも言わなければ何も伝わらない。とまことへ気持ちを伝えるために探し回ります。これは色々な出来事を経て咲がとっても成長した証です。次回でしっかり気持ちをまことに伝えられますように。
一週間私は祈り続けます…
11月25日発売の「先輩はおとこのこ1巻」で是非読んでみて下さい!!