前回のあらすじ
校内放送で自分の気持ちを話して、無事まことに告白した咲でした。
全話でやっと、やっと2人が結ばれました…!ぱちぱち
残すはお母さんとのわだかまりと、咲が誰と一緒に暮らしていくのか…ぱいのこ残り2話です!!
99話|あらすじ
99話「特別」2021.12.23 LINEマンガ
お母さんの家を訪れた咲。前回いきなり帰ってしまったのでちゃんと話したいと言います。
お母さんは前回のことをとても気にしていたようで、一番に「傷つけてしまってごめんなさい」と謝ります。
咲はなかなか言葉を発することができませんが、おばあちゃんや学校の友達、そしてりゅーじとまことのことを思い出して覚悟を決めます。ずっと聞きたかった『なぜお母さんは自分を置いていったのか』その理由をついに聞きます。
わかる。大事な話をするときって、その話が大事であればあるほどなかなか言葉を発することができないんですよね…人生で何回経験しても言葉に詰まってしまうんです…。それでもちゃんと聞いた咲ちゃん…涙
お母さんとちゃんと向き合うと決めた咲|*ネタバレ有
ここからはネタバレを含みます
お母さんがどうして自分を置いていったのか、どうして今まで会いに来てくれなかったのか、涙ながらに咲は聞きます。
お母さんは当時のことを思い出しながら話を始めます。お父さんの赴任先になじむことができなかったり、家事をきっちりこなすことができなかったり、咲の面倒見もおばあちゃんの方がよっぽど上手で、自分がいないほうがみんなが幸せになれると思って出て行ってしまった。何度か戻ろうとしたけど、自信が持てず戻ることができなかったと話します。
咲のお母さんも不器用な人だったんですね。抱えるものが大きくなって、環境に適応できず、心が擦り減ってしまったんですね。回想シーンでは泣きながら咲に手を挙げそうになってしまっているシーンもありました。それが離れようと思った決定打だったのかもしれません。
戻る自信がなかったお母さんでしたが、それでも今咲に会うことができるようになったのは本郷さんに出会えたからでした。
咲はお母さんに本郷さんは特別かどうか聞きます。もちろん特別だと答えるお母さん。
じゃあ私は?という咲の問いに対して、涙ぐみながら「そんなの特別に決まっている」と言いました。
筆者もなんでお母さんは今のタイミングで咲に会いに来たのかなと疑問に思っていたので、謎が解けました。
そして咲がお母さんに「私は?」と聞いた時の顔がもうこちらも泣かずにはいられない表情で号泣しました。ポムさんは本当にキャラクターたちの感情がいっぱいに詰め込まれた顔を描くのが上手すぎて涙腺崩壊します。
まとめ
ずっとずっとどこかで胸に引っかかっていた「なぜお母さんは出て行ってしまったのか」ということの理由を本人から聞けて良かったです。咲も納得したのではないでしょうか。
そして、お母さんにとって自分は特別であるということも分かったと思います。
これで本当にお母さんと分かり合えたのではないでしょうか…どの世界線でも大人も子供なんですね。
いくつになっても辛いものは辛いし、逃げ出したいときには逃げ出すんです。ぴーなっつが歳を取るにつれ一番感じていることです。
さてそんなことはさておき!次回がぱいのこ最終話です!!!!!ひゃああああ寂しい…寂しいけどこの子達が旅立つことをぴーなっつは応援します…(誰目線)
11月25日発売の「先輩はおとこのこ1巻」で是非読んでみて下さい!!